雨の中の涙のように・・・

雨の中の涙のように、私の記憶もみな時と共に消えてしまうのか? そうなる前に日本内外問わず私の愛する漫画や映画、小説について書き残しておくブログ。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ティム・バートン流『バットマン』

ヒース・レジャーのジョーカーも良いけど、ジャック・ニコルソンのジョーカーも良いよねぇ。

バットマン(ティム・バートン)

★★★



バートンが撮る映画は良くも悪くもすごくバートンの色が強い。リアル志向のバットマンでさえそうなんだからやはりすごい人だなと改めて思う。

ゴッサム・シティでブルースがバットマンとして活動し始めた頃のこと。まだ名前が知られていないバットマンは犯罪者をやっつけてはバットマンの仕業だと言え、と脅しつけていた。
そんな時、マフィアの一員であるジャック・ネーピアはあることでボスの怒りを買い、警察に売り渡されることになる。彼が警察と大立ち回りを演じていた時にバットマンが現れ、結果ジャックを化学薬品の海に突き落としてしまう。何とか逃げ延びた彼だったが、化学薬品で肌は真っ白に漂白され、髪は緑色となり、まさに「ジョーカー」というべき容貌に変身。狂気に堕ちたジャックは次々とマフィアを殺戮し、闇社会を牛耳ることに。
またバットマンのことを調べまわる女性新聞記者、ヴィッキーも話に関わることになって…。

ストーリー面での見所はバットマンコミックを読んでいる人だとそんなにない。バットマンの二重性、ジョーカーの狂気、バットマンとジョーカーの表裏関係だったりはアメコミの方でめちゃくちゃ掘り下げられているから。とはいえそんなディープにしちゃうと初見の人は厳しいだろうし、分かりやすいのでこれはこれでいいと思う。
唯一おもしろいな、と思ったのがジョーカーがバットマンを生み、バットマンがジョーカーを生んだこと。かなーり偶然の産物かつ脚色が過ぎる気もするけど、二人の関係を示す一つの形ではあるかもしれない。

で、やっぱり私が楽しんだのはジャック・ニコルソンのジョーカー。
殺戮道化のジョーカー。カセットテープでBGMを流し、殺人音楽を指揮し、自らも踊り狂う。常に笑い、殺人笑気ガスで笑い死にさせる。正直完璧にバットマンを食っちゃってます。ダークナイトもそうだけど、ジョーカーが出てくると寡黙なバットマンは気の毒なほどに存在感が薄くなっちゃうね。まさに怪演。
このジョーカーに関してはすごく分かりやすい。狂ったとはいえ結局金や権力、バットマンへの復讐のために行動しているのだから。過去だって明かされている。ここまで視聴者に親切なジョーカーも珍しい。

ゴッサム・シティもやはりバートン流。完璧なファンタジーというわけではないのだけど、ダークなおとぎ話の世界というか、それでいて荒廃した工業都市という一面もあったりして映像美としては今見ても素晴らしいものがある。後、バットモービルに関してはこっちの方が好み。

バットウィングの脆弱さとか、ジョーカーの銃長すぎるだろとか突っ込みどころもちょいちょいあるんだけど、それも含めてバートン流バットマンを楽しませてもらいました。
続編のバットマン・リターンズでさらにバートン色は強まっていくのだけど、それはまた別エントリーで。
スポンサーサイト

| 洋画 | 10:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://honetsukitaro.blog.fc2.com/tb.php/39-12d6cab0

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。