雨の中の涙のように・・・

雨の中の涙のように、私の記憶もみな時と共に消えてしまうのか? そうなる前に日本内外問わず私の愛する漫画や映画、小説について書き残しておくブログ。

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脱獄犯と人質の少年との絆『パーフェクト・ワールド』

傑作ぞろいのイーストウッドの映画の中でも、マディソン群の橋をも凌いで泣いてしまうのがこれ。

パーフェクト・ワールド(クリント・イーストウッド)

★★★★★



泣ける映画は評価が難しいなといつも思う。人が死んだり、誰かと別れたりするのが泣けるのはある意味当たり前じゃないかと思ってしまうのだ。私の母なんてドラマの最終回だけ見て泣いたりしている。だからこそ違うもので泣かせてくれる映画を私は尊敬する。
でもこの映画を見ると、やはり作品次第、描写次第なんだなと痛感させられる。よくよく考えればただでさえ泣ける題材なのだから、イーストウッドが撮ればもうとんでもないことになるのは決まってるのだ。

刑務所から脱獄したブッチとテリーは、ある民家に押し入る。母親とその息子フィリップに乱暴を働くテリーだったが、ブッチは力ずくで彼を止める。やがて騒ぎに気付いた隣家の住人に通報され、フィリップを人質として逃走することに。その後フィリップに危害を加えようとしたテリーをブッチは撃ち殺してしまう。こうしてブッチとフィリップ2人の逃亡劇が始まった。
一方ブッチとかつて関わりがあった警察署長のレッドと犯罪心理学者のサリーは彼らを追いかけることになって…。

最初はただの脱獄犯とその人質だった2人、その心の距離は旅を通して紆余曲折がありながらも近づいていく。ブッチはフィリップの中にかつての自分を見たのだろうか。あまり普通とは言えない家庭で育つフィリップ。劣悪な家庭で育ったブッチ。後悔と憐憫。とても放っては置けない、父親のような気持ち。

イーストウッド演じるレッドは最高に格好いい。過去の出来事でブッチに責任を感じるレッドは何としてでもブッチを逮捕しようとする。それを補佐するサリーもいい。てか無茶しすぎだろあなた達笑。

あまりに自分の倫理観に暴力的に従って行動するブッチ。彼は確かに善人ではないだろう、でも…。パーフェクト・ワールドに向かおうとする二人、唐突に訪れる衝撃、そして結末。
すでに緩んでいた涙腺は、レッドの渋みのある表情が崩れた瞬間、決壊した。
救いはフィリップはもう大丈夫だということ。彼には最高の父親がいたのだから。ブッチにはいないも同然だった父親が。

私は今までに3回見てるけど、全部大泣き。そんなのなかなか無いよねぇ。
泣きたい時には全力でこのパーフェクト・ワールドを推します。私もまだまだ泣かせてもらうつもり。
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