雨の中の涙のように・・・

雨の中の涙のように、私の記憶もみな時と共に消えてしまうのか? そうなる前に日本内外問わず私の愛する漫画や映画、小説について書き残しておくブログ。

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ルーザーたちが魅せる『DRAGON JAM』

今すごく楽しみに読んでるストバス漫画。

4091835007DRAGON JAM 1 (ビッグコミックス)
藤井 五成
小学館 2010-10-29

by G-Tools
★★★


 
 ストリートボール(バスケ)を題材としたちょっと珍しい漫画。ストリートボールって今盛り上がってるんだろうか。少なくとも田舎な私の県では今は全然大会やイベント等の話は聞かない。10年くらい前は駅前で3on3のストリートボールのイベントがたまに開かれてたんだけどねぇ。

 中学卒業後、家庭の経済的事情もあって高校にも行かずフラフラしているタツヤ。タツヤは公園で、タイゾーやアコという中学校時代のバスケ仲間と共に賭けバスケで小遣いを稼いでいた。ある時名門バスケ部の1年生3人と勝負をすることになった彼ら。腕には自信を持っていたタツヤだが、手も足も出ずにボコボコにされ、4万円という多額の負けを支払うことになってしまう。そんなタツヤたちを偶然見ていたTJという凄腕の謎のおっさんとの出会いをきっかけに、タツヤたちはストリートボールの世界に足を踏み入れていく…。

 私は小中バスケをガッツリやっていたし、その後もほぼお遊びながらもずっと続けてるので自然ストリートボールの動画をたまに見ることもある。やっぱりすごいんだよなあ。いわゆる魅せるバスケ。ガチで黒子のバスケみたいなことを彼らはやっちゃうわけ。NBAにもストリートボール経験のある人はすごく多くて、中でもジェイソン・ウィリアムスなんて日本でもわりかし有名だと思う。あひるの空で千秋がエルボーパスをするシーンがあるけども、多分あれの元ネタは彼だよね。

 で、作者のお洒落な絵がそんな“華”のあるバスケにピタっとハマってる。見ている側が息を飲んでしまう瞬間をしっかり捉えて、とことん魅せる。また競技バスケやってる人間からすると、ストバスって何となく道楽なイメージもあるわけ。タツヤのな境遇、名門バスケ部に叩きのめされた冒頭…そんなルーザーな彼らが即興のジャムで観客を魅せながら、逆境を跳ね返して登っていくのを見るのは気持ちがいい。絵も物語も、この人すごく分かってるな!って感じ。
 たまに何がどうなってるのか分からないけどとにかくすごいぜというのも実際ストリートボール見てる感覚に近いよね笑。演出としてはめちゃくちゃ過剰なんだけどねぇ(もはや作中でも人間じゃないなんて突っ込まれてるが)。楽しむこと/楽しませることが第一義にあるってのが競技バスケとの違いだから、プレイ中に音楽はガンガンかかるはエアギターやるわとにかく外でも内でも盛り上げる。だからこそ笑える。そして一つ一つのプレイに夢中になる。でもそのドラマだって熱いんだよね。

 またこの漫画で描かれるストリートボールって主に3on3なのだけれども。これ普段高校バスケの漫画読むことが多いのですごく新鮮だった。何たってサッカーの11人なんか論外だけど、バスケの5人でもそれぞれがどう動いて得点につながってるかって中々分かりにくいわけで…。でも3on3だとそれがしっかり分かる。これがすごくストレスフリーで楽しかった。多分作者も意識して俯瞰の描写を挟んでくれてるんだよなあ。やっぱりすごく分かってるな!って感じ。

 ということで、バスケ漫画はもういいやって感じの人にも一読をおすすめ。すごく競技バスケとの違いを意識してストリートボールの面白さを上手く描いてくれている漫画だから。特にバスケ経験ある人が読むと色々発見があると思う。一回生でストリートボール見てみたいなあ。
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