雨の中の涙のように・・・

雨の中の涙のように、私の記憶もみな時と共に消えてしまうのか? そうなる前に日本内外問わず私の愛する漫画や映画、小説について書き残しておくブログ。

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父親とロボット『リアル・スティール』

素晴らしいエンタメ映画!

B005MH1KJ6リアル・スティール DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2012-05-16

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★★★★


 
 いやぁ、おもしろかった! 今年観た映画の中で一番熱くなったなぁ。

 ロボットボクシングの世界を舞台にした、元ボクサーのダメ父親と息子の物語ということで。闘うのはロボットだけれども、裏に見えるのは「ロッキー」や「チャンプ」とかそういう映画。どん底からの胸のすくような快進撃とか親子愛の物語。

 この映画、非常に良い評判を聞いていたので劇場に見に行こうか迷っていたのだけれども、結局行かなかった。ロボットボクシングと親子愛というテーマが自分の中ですんなりと飲み込めなかったのだ。で、実際に観てみて少し後悔。これは劇場で見るべき映画だったよ…。

 物語はどうしようもなく糞ったれな父親、チャーリーの登場から始まる。何といってもこいつ、ロボットボクシングのために息子のマックスの親権を金で親戚に売り払っちゃう。そんな父親と息子が会話する最初の場面で、その心を表すように二人の距離は遠く離れている。
 期間限定でチャーリーの元に預けられたマックスは、そんなどうしようもない父親と二人で底辺からロボットボクシングの世界を這い上がっていくことになる。ここらへんのストーリーというのは実に先が読める。全然驚きや意外性はない。それでもこの映画のように質さえ高ければ、王道な映画というのは人を熱く泣かせてくれるわけで。とにかく映画の構成と演出が素晴らしかった。「父」と「ロボット」という相容れなさそうなものが、一つになったというのがもうね…。

 最悪の父親を目の前にしても、なおかつ「父」をマックスが欲しているというのは映画のそこここで描写される。自分の手で作り出したロボット(アトム)に彼は抱き上げてもらい、ロボットとに対するものとは思えないほど、アトムに彼は入れ込む。一方でかつてボクサーだったという過去の父親の写真に惹かれもする。ここに「今」の父親はいない。小さい身体で敵を翻弄するアトムにマックスは過去の父親の姿を投影している。
 しかしマックスとチャーリーの距離は少しずつ縮まっていく。そして二人のどん底からの快進撃の結果、アトムは最強のロボットと闘うことに。苦戦するアトム。そして土壇場で、文字通りアトムと「今」の父親は重なるのだ! そして遠かった二人の心には確かな絆が…!

 熱すぎるよ! そりゃあ泣くさ!

 良く練られた脚本と構成。さらには華々しくかつ子ども心を絶妙にくすぐってくるロボットボクシングの闘い。またロボットとマックスのダンスなんて細かい演出も実に楽しい。
 こんなに質の高いエンタメ映画も中々ないよなぁ。久々に王道の力をひしひしと感じた。熱く泣きたければ、ぜひおすすめ。
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| 洋画 | 21:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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